スプレッドシートでGoogle検索用URLを自動作成する関数(応用)複数セルの文字列

 


Googleスプレッドシートの複数セルの文字列をGoogle検索できるURLを自動で作ってURLをクリックするだけで検索できるようにする


今回はA1セル~C1セルに検索用のキーワードを入力する前提で説明します。

使用する関数の説明


使用している関数は真偽を判断するIF(論理式,真の場合,偽の場合)と条件を全て満たしているか判断するAND(条件1,条件2,条件3)と文字列を結合するCONCATENATE("文字列1","文字列2")です。


今回は、A1セル~C1セルに検索用のキーワードを入れたときGoogle検索できるURLが表示されるようにすれば良いので

=IF(A1セル~C1セルが全て空白の場合,Google検索のURLを表示しない,Google検索のURLを表示する)

となります。

「A1セル~C1セルが全て空白の場合」は、キーワードがA1セル~C1セルのどれにも入力されていないことを条件にしたいので

AND(A1セルが空白の場合,B1セルが空白の場合,C1セルが空白の場合)

になります。

「Google検索のURLを表示する」は検索元となるURLと検索したい文字列(A1セル~C1セル)を結合して表示させなければいけないので

CONCATENATE("Google検索の元となるURL","A1セル"+"B1セル"+"C1セル")

となり、A1~C1セルの間に+を入れることで検索したときキーワードとキーワードの間に半角スペースが入ります。


完成した数式


=IF(AND(A1="",B1="",C1=""),"",CONCATENATE("https://www.google.co.jp/search?q=",A1,"+",B1,"+",C1))


ただし、この数式ではA1セル~C1セルのどれか1セルでもキーワードが入力されていた場合は検索URLが表示されてしまうため、入力されていないセルの分も+が表示されてしまい完成した検索URLが不格好です。

検索には問題ありません。

また、コピペなどで行を変えるとエラーになったりキーワードが入力されている列と検索用URLが表示される列が変わってしまいます。


Excelの場合はHYPERLINK(CONCATENATE("文字列1","文字列2"))にするとハイパーリンクになります。


↓参照元(キーワードが入力されているセル)をコピペや削除してもエラーにならない数式

自動で検索URLが表示される数式(関数)を教えます セルにコピペするだけ!?ハイパーリンクでワンクリック検索


スプレッドシートでGoogle検索用URLを自動作成する関数(基本)

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